出版社内容情報
「建てない」時代、建築はより多様で豊かになる……!?
「建てる」一辺倒の時代から「どう使うか」を考える時代へ。大きな転換点を迎え、建築はどう変わっていくべきなのか。どうすれば、ものづくりの楽しさを取り戻せるのか。生活の中のリアルな建築に向き合い続けた著者が次の世代へ贈る、新しい時代の建築入門。
【目次】
内容説明
「建てる」一辺倒の時代から「どう使うか」を考える時代へ。建築は大きな転換点を迎えています。これからの建築をどうすればもっと楽しいものにできるのか。建築に携わりたい人にはどのような道があるのか。社会の中のリアルな建築に向き合い続けた著者が、建築を志す次世代の読者に送る新しい時代の入門書です。
目次
第1章 カッコイイだけじゃない建築の話
第2章 あなたに建築は造れますか?
第3章 建築はいつまでもつのでしょうか?第4章 資材はどこから来るのでしょうか?
第5章 職人はどこから来るのでしょうか?
第6章 再び、あなたに建築は造れますか?
著者等紹介
松村秀一[マツムラシュウイチ]
1957年兵庫県生まれ。東京大学工学部建築学科卒業。東京大学大学院工学系研究科建築学専攻修了。工学博士。東京大学大学院工学系研究科建築学専攻教授、早稲田大学研究院教授などを経て、2024年より神戸芸術工科大学学長。その間、ローマ大学、トレント大学、南京大学、大連理工大学、モントリオール大学、ラフバラ大学客員教授を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
oooともろー
3
細分化・専門化されすぎた建築業界。開かれた建築へ。知らなかったことばかりだった。2025/11/11
つっきーよ
1
建築は自分の業務の範囲に関わっているので衝動買いで思わず購入してしまった。現代の建築は細分化されそれぞれに専門化されている。以前は一つの家を建てるのに6種程度だったが、現在では30種の職業を必要とする。一方で、職人は年々減少傾向にあり、年収も他の建築業と比較して減少している。筆者の主張は生活の場を基準とする本来の建築のあり方に戻すこと。言わんすることは良く分かるけれど実際問題すごく難しいだろうなと感じた。目に見えないだけで建築物には雑多な設備とそれに付随する法律がある。実際に実現可能かどうか気になる所。2025/11/04
-
- 和書
- 罪人の選択 文春文庫
-
- 和書
- 遺伝医療と倫理・法・社会




