出版社内容情報
国連では2030年までに世界の飢餓人口をゼロにすると掲げていますが、人口増も見込まれ、達成は困難と言われています。国連食糧農業機関(FAO)の職員として、長年アジアやアフリカ等で食料問題と向き合い、今も邁進する著者が、どのような対策が必要なのか、SDGsの視点から考察し、具体例をもとに解決策を提言します。
内容説明
2030年までに世界の飢餓人口をゼロにする、と国連はSDGsの目標を掲げています。国連食糧農業機関(FAO)の一員として、長年、アジアやアフリカなどで食料問題と向き合い、今も海外で活動する著者が、どのような対策が必要なのか、SDGsの視点から考察し、具体的な事例を紹介しながら解決策を提言する一冊です。
目次
プロローグ 国連の現場で
1章 SDGsはみんなのもの(国連のSDGsなの?;MDGsとSDGsの違い;SDGsはみんなのもの;完成までの道のり)
2章 SDGsと世界の食料問題(世界の食料・農業と飢餓問題;人口増加と食料の将来を考える ほか)
3章 途上国の現場から学んだこととSDGs(SDGsと行動;開発途上国への援助 ほか)
4章 NPO活動とSDGs―山岳民族とかかわって(少数山岳民族;洞窟のサッカー少年 ほか)
エピローグ 若い人たちへ―人生とチャレンジ
著者等紹介
小沼廣幸[コヌマヒロユキ]
東京生まれ。一般社団法人(非営利)アジア自立支援機構代表理事。明治大学農学部卒。筑波大学大学院生命環境科学研究科博士前期課程修了。博士(農学)。国連食糧農業機関(FAO)を中心に、UNHCRを含めて国連に約35年勤務し、2015年に退官、その間、中近東、アフリカ、アジアなどの開発途上国の現場を中心に活動する。FAO事務局長補兼アジア太平洋局長、明治大学特任教授、タイ国立シーナカリンウィロート大学客員教授を経て、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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