岩波ジュニア新書<br> 「よく見る人」と「よく聴く人」―共生のためのコミュニケーション手法

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岩波ジュニア新書
「よく見る人」と「よく聴く人」―共生のためのコミュニケーション手法

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  • サイズ 新書判/ページ数 206p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784005009756
  • NDC分類 K369
  • Cコード C0236

出版社内容情報

目の見えない研究者と耳が聞こえない研究者による対話。目の見える人や耳が聞こえる人が多数を占める社会の中で、手話や触覚など様々な手法で世界とつながる二人が自らの経験を語り合う。人はそれぞれ違って当たり前、わかり合うために「工夫」が生まれるという著者達が共生のコミュニケーションの可能性を考える。

内容説明

目が見えない研究者と耳が聞こえない研究者による対話。手話や点字など様々な「工夫」を積み重ねて他者とつながり、世界を広げてきた二人が、多様な人々が互いに理解しあうためのコミュニケーションの可能性を伝える。よく見て、よく聴いて、人生を豊かにしよう。

目次

1章 学校生活
2章 「障害」と向き合う
3章 進学、転職、留学
4章 新しい環境に飛び込む
5章 研究と博物館
6章 対談 「障害」って何だろう―生涯を楽しく過ごす渉外術

著者等紹介

広瀬浩二郎[ヒロセコウジロウ]
国立民族学博物館人類基礎理論研究部教授。総合研究大学院大学人類文化研究コース教授。自称「座頭市流フィールドワーカー」、または「琵琶を持たない琵琶法師」。1967年、東京都生まれ。13歳の時に失明。筑波大学附属盲学校から京都大学に進学。2000年、同大学院にて文学博士号取得。専門は日本宗教史、触文化論。「ユニバーサル・ミュージアム」(誰もが楽しめる博物館)の実践的研究に取り組み、“触”をテーマとする各種イベントを全国で企画・実施している

相良啓子[サガラケイコ]
人間文化研究機構共創先導プロジェクト共創促進研究、国立民族学博物館拠点特任助教。19歳の時に両耳の聴力を失う。筑波技術短期大学一期生、学位授与機構にて学士(教育学)を取得し、筑波大学大学院教育研究科障害児教育専攻で修士号(教育学)を取得。その後、(株)JTBへ入社し、バリアフリーツアー推進担当として営業職に就く。2010年に英国セントラル・ランカシャー大学に転職、その翌年から同大学の大学院に登録し、2014年にM.Phil.(手話言語学)を取得。2014年6月、国立民族学博物館に転職し、手話言語学研究を行う。2021年に論文博士として博士号(学術)を取得。専門は、手話類型論、歴史言語学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひろ

5
障害者じゃなくて、異文化コミュニケーション。2023/12/15

ととととと

2
居住地の言語ができないのはある種の障害だと常々思っていたけれど、本書にて、それに近い既述があり驚いた。それぞれの障害で世界が異なることを我々「分からない人」に分かりやすく伝えてくれる名著。視覚や聴覚を失うことは情報保障の観点でも恐怖だったが、「5-1=6」という考方は目から鱗だった。2024/04/07

skr-shower

2
非常に繊細に言葉を選んでいる印象。家族に聴覚障害があるので、すごいなぁと思いつつ読む。2024/01/16

matsunaga

1
コミュニケーションの本、としても読みやすく、また言葉を丁寧に選ばれている。2023/11/14

aof

1
タイトルを見ると、もっと6章みたいな内容で構成されてるのかと思ってた。「見る」と「聞く」で全然違う文化を持っている二人が、お互いの世界をどう捉えていて、どう共有されていくのかみたいな話をもっと知りたかったなぁ。2023/09/29

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