出版社内容情報
SNSやバーチャルリアリティが普及し、身体の捉え方は多用化している。一方でリアルな痛みは自分の存在を実感させ、他者の痛みにも気づかせてくれる。金縛り、絶対音感、文字に色や形に味を感じる共感覚、全盲者がつくりあげる空間世界--様々な事例をもとに第一線の科学者が自身の病とも向き合って解説した、今を生きるための身体論。
内容説明
SNSやバーチャルリアリティが普及し、身体のとらえ方は多用化している。一方でリアルな痛みは自分の存在を実感させ、他者の痛みにも気づかせてくれる。金縛り、絶対音感、摂食障害、全盲者がつくりあげる空間世界―脳科学や様々な事例をもとに、第一線の科学者が自身の病とも向き合って解説した、今を生きるための身体論。
目次
序章 アンバランスな身体―金縛りはなぜおきる?
第1章 人それぞれの身体感覚
第2章 魅力的なカラダとは?
第3章 共感覚、絶対音感、そして「痛み」を感じる身体
第4章 拡張する身体と、身体感覚のコントロール
終章 少し長いあとがき―こころと身体から、自分を知る
著者等紹介
山口真美[ヤマグチマサミ]
お茶の水女子大学大学院人間文化研究科人間発達学専攻修了後、ATR人間情報通信研究所・福島大学生涯学習教育研究センターを経て、中央大学文学部心理学研究室教授。博士(人文科学)。日本赤ちゃん学会副理事長、日本顔学会、日本心理学会理事。新学術領域「トランスカルチャー状況下における顔身体学の構築―多文化をつなぐ顔と身体表現」のリーダーとして、縄文土器、古代ギリシャやローマの絵画や彫像、日本の中世の絵巻物などに描かれた顔や身体、しぐさについて、当時の人々の身体に対する考えを想像しながら学んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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