内容説明
日本サッカーの永遠のテーマともいえる「決定力不足」を克服するためには何が必要なのか。南米サッカーに精通した元Jリーガーが、現役南米代表選手などへの取材をもとに、ストライカーの条件や育成法を科学的に分析、世界に勝つためのサッカー強化の道を提言。
目次
第1章 世界における日本人選手の現在地
第2章 なぜ南米のストライカーは世界で活躍できるのか
第3章 2018年ロシア・ワールドカップで見えた世界の潮流
第4章 ストライカーの条件
第5章 私のストライカー考
第6章 日本人ストライカー育成への提言
著者等紹介
松原良香[マツバラヨシカ]
1996年アトランタ五輪サッカー日本代表。現役時代はJリーグ、ウルグアイリーグ、クロアチアリーグ、スイスリーグなどの12クラブでプレー。現役引退後は、サッカースクール・クラブの経営をする傍ら、Jリーグ選手OB会の副会長やサッカー解説者として活躍。2010年にJFA公認S級コーチに認定され、2015年11月にはJ3クラブSC相模原の監督を務めた。2018年3月、筑波大学大学院人間総合科学研究科スポーツ健康システム・マネジメント専攻・修士学位(体育学)を取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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湘南☆浪漫【Rain Maker】
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科学したところで、そう簡単には生まれてこないだろうけどね。 突出した一人を作れないなら、他の道を考えるだけで。 ま、南米押しだよね←2022/11/09
白山手賀
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「科学」してはいないし、アプローチ、視点に新しみはない。中高生が読んで、どんな感じなのかな。「エゴ」に偏らないように、後半、バランスをとろうとしている道徳臭もして、なんだかな、でした。2021/11/10
Masaki Sato
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FOOT BRAINで松原良香さんが筑波大で修論書いたというのを聞いて手に取った。ストライカーのメンタルの切り替え(トレゼゲがいう健康的なエゴイズム)、自分に足りないところを受け入れて考えるという「賢さ」はどんな仕事をしていても必要だなと。2021/01/31
しろ
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日本の本物のストライカーは、いつになるのか…2019/11/29
Mimuchi
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読んでもストライカーは育てられないな。って思いました。2019/09/28