出版社内容情報
いつの時代も「香り」は多くの人々を魅了してきました。アレクサンドロス大王を虜にした乳香や、玄宗皇帝と楊貴妃の香りの秘話、織田信長が切望した蘭奢待など、時に歴史をも動かした香りをめぐる物語を紹介します。
内容説明
古代から現代にいたるまでいつの時代も「香り」は多くの人々を魅了してきました。本書では、アレクサンドロス大王を虜にした乳香、玄宗皇帝と楊貴妃に秘められた竜脳、織田信長が切望した蘭奢待、ナポレオン皇妃が愛したバラなど香りにまつわる7つの物語を紹介します。歴史の裏に香りあり…。香りでたどる魅惑の歴史物語です。
目次
プロローグ 時を超えて、今、開かれる香りと歴史の扉
第1章 香りを支配する者たち―アレクサンドロス大王はシバの女王の夢を見るか
第2章 皇帝は香りに恋して―玄宗と楊貴妃、涙と香りの物語
第3章 香りは時代を超えて―天下人を魅了した名香の謎
第4章 海に漂う香りの王者―アンバーグリスの物語
第5章 香りの女王は永遠に―紅茶香るバラとナポレオン皇妃の物語
第6章 ペリーの香水と薩摩の樟脳―幕末の横浜とパリ万博を繋ぐ香りの物語
第7章 運命の5番は白夜の香り―華麗なる香水の物語
エピローグ 物語の背景、そして未来の物語のために
著者等紹介
渡辺昌宏[ワタナベマサヒロ]
香りと食文化の研究者。東京都立中央城北職業能力開発センター(非常勤講師)。1965年広島県生まれ。1987年西武百貨店入社人事部付、2001年同社退職後、Webや3D、VRなどの企画と調査研究を行う。2010年、香りと3Dを融合する4Dの調査に携わったことから、以後、企業への香りマーケティング、沖縄から北海道まで全国各地の香りによる地域活性などを手掛けながら国内外の香りの歴史を調査し現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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