出版社内容情報
お掃除ロボット、ドローン、AI家電…。身近になったロボットやAIはこれからの私たちの生活をどう変えるのか。
内容説明
お掃除ロボット、ドローン、AI家電、自動運転車…。ふと気がつくと身の回りにはロボットやAIがあふれ、毎日の生活に欠かせないものになっている。ロボットの普及によって私たちの生活はどのように変わるのか。ロボットは人間を幸せにしてくれるのか?これからの人とロボットの関係を考える。
目次
1 はじめに―ロボットが家にいたら
2 人間はなぜロボットをつくるのか?
3 ロボットの進化とわたしたちの社会
4 西欧文化の中のロボット
5 日本文化の中のロボット
6 反乱するロボット、涙を流すロボット
7 共進化するロボット
8 おわりに―サイボーグ=人間がネットワーク化される世界の危険と希望
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スプリント
4
ロボットやAIが日常生活に取り入れられたらどんな生活がまっているのか?オーソドックスな内容ですが読みやすく分かりやすいです。2018/04/30
Hiroki Nishizumi
2
不定時法を含めた機械時計と西行の反魂術の項は特に興味深く読めた。2018/11/12
むさみか
2
ある程度前から人工知能がやがて 人間を超えたらどうなるのか という疑問は いろんな文学作品や漫画でも 題材にされていましたが 本当にどうなるのでしょうか そんな疑問から始まる本でした タイトルから 科学的にみた未来かな と思ったのですが大分哲学的というか社会科学なのかな2018/07/07
in medio tutissimus ibis.
1
タイトルで若干誘導された気もしないでもないが、未来に我々が共存することになるロボットは駆動系(肉体)を持っていないかもしれないし、知性を持っていたとしてそれが人間の様なものであるとは限らないのだと言われると意外に驚いてしまう。ロボットは人間のような肉体と知性を持った、つまるところ人間に似た何かであると、そう思っていた。あるいは、そう思っていたかったのだろうか? すでにわれわれの傍らにいる家畜は、人とは違う知性や肉体を持っているが、それが我々を豊かにしてくれている。ロボットもそうなるだろう。蒙を啓かれた思い2019/01/20