出版社内容情報
男女平等政策を、日々更新中のスウェーデン。その取り組を具体的に紹介する。そこには日本の目指すべき未来がある。
内容説明
女性の議員や大臣も多く、父親の育休取得も当たり前の国、スウェーデン。男女平等政策の推進は、ここ30年で大きく進み、今も日々更新中だ。保育園や学校、企業や社会での取り組みをくわしく報告する。10代や子育て世代へのインタビューからもその成果が見えてくる。目指すべき未来への示唆にあふれている。
目次
第1章 男女平等って何だろう―スウェーデンの日常から(スウェーデン人と男女平等;サンドラさんの場合―給与差以外は不平等を感じていない;エメリーさんの場合―男女不平等は自分の心の中に。保育所からの指導がカギになる ほか)
第2章 平等の国の作り方(男女平等へ進むきっかけ―労働者が足りない!から始まった;育児休暇制度が整っているから働き続けられる;なぜ働き方が重要なのか? ほか)
第3章 スウェーデン、そして日本のこれから(日本にあるスウェーデン企業が示す道;ベビービョルン社の場合―育児休暇は仕事のための貴重な経験;イケアの場合―同一労働同一賃金、企業内保育所などを実現 ほか)
著者等紹介
三瓶恵子[サンペイケイコ]
1952年、中華人民共和国ハルビン生まれ(満州引揚者として生後9カ月で日本に戻る)。お茶の水女子大学人間文化研究科在学中にスウェーデン政府奨学金を得てウプサラ大学留学。その後留学中に知り合ったスウェーデン人との結婚のために1981年に再度スウェーデンへ渡り、以来スウェーデン在住。現在はビジネス・コンサルタントおよび文筆業従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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