出版社内容情報
他人から理不尽な仕打ちを受け相手に憎しみを抱いてしまっている若者や、スクールカーストがはびこる教室や空気を読み合う狭い人間関係に息苦しさを感じている若者たちへのメッセージ。高校時代に級友に傷つけられその精神的ダメージに長く苦しめられてきた著者が、自らの体験を振り返りながら憎しみとの向き合い方を語る。
内容説明
他人から理不尽な仕打ちを受け、相手を憎いと感じているあなた、そして、スクールカーストがはびこる教室や空気を読み合う狭い人間関係に息苦しさを感じているあなたへ。高校時代にクラスメイトに傷つけられ、その精神的ダメージに長く苦しめられてきた著者が語る「憎しみ」「恨み」「傷」との向き合い方。
目次
第1章 憎しみはどうやってうまれるか(憎しみの国;最低の教室;保健室登校へ ほか)
第2章 怯える癖(肩すかしの春、スペックの問題;プライドの鎧;自信はなにでつく? ほか)
第3章 仕事とリベンジ意識(望みを折る;「あいつら」も数を減らす?;人生に勝ち負けはある? ほか)
第4章 憎しみの底(「相手ルール」での限界;転機;人として腐ると… ほか)
第5章 ルールの書き換え(新しいルール;過去の意外な昇華法?!;高校時代の再解釈 ほか)
第6章 後日談と具体例(その後の私;社会に出て振り返った、「学校」という小さな世間;今、ヤなやつに会ったら? ほか)
著者等紹介
豊島ミホ[トシマミホ]
1982年秋田県生まれ。早稲田大学第二文学部卒業。2002年「青空チェリー」で「女による女のためのR‐18文学賞」読者賞を受賞。以降、2009年まで作家として活動。現在はフリーライターとして雑誌にインタビュー記事を書いている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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