内容説明
熱帯性の魚が群れ泳ぐ海から一気に2000m近くまでせりあがる緑の島は、亜熱帯から冷温帯までのバラエティ豊かな自然を五感すべてで味わえる絶好の地だ。北限の隆起サンゴ礁やマングローブ、最南端の高層湿原、ヤクスギの森。島を1周し、林道を登り、清流をわたりながら、めずらしい動植物との出会いを楽しもう。
目次
1章 水と緑きらめく島
2章 亜熱帯の植物を見よう
3章 安房林道を歩こう
4章 ヤクスギ林と渓流
5章 山頂稜線をめぐる
6章 屋久島はどこにある?
7章 屋久島を訪れるきみたちへ
著者等紹介
青山潤三[アオヤマジュンゾウ]
1948年神戸生まれ。写真家。日本の生物相の成り立ちを追って、国内外の生物を研究する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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糜竺(びじく)
19
もののけ姫で有名な縄文杉以外にも、自然の見所があるのが分かった。2020/08/05
Hiroki Nishizumi
3
いろいろ詳しい。実際に行く時に持参して参考にすると役立ちそうだ。2014/12/08
仮名
1
ぐるりと屋久島を一周する本。全体的に植物とか生物相の話が多すぎて少し飽きるけれど、屋久島の自然の豊かさはよく分かった。去年の夏に屋久島に行ったときはレンタカーで外周を巡って、白谷雲水峡と縄文杉コースを歩いて、ちょっと渓谷を見て帰るという慌しいプランだったけど、今度はるるぶに載ってないところも行ってみたい。写真がきれいで、また屋久島に行きたくなる。2012/01/24