出版社内容情報
「人を射んとせばまず馬を射よ」「柔よく剛を制す」といった成句は,中国の長い歴史が生みだした優れた知恵と磨きぬかれた表現を伝えています.王侯宰相,武人文人らが残した名言のなかから日本人に親しまれてきた数かずを故事来歴とともにやさしく紹介.気にいった表現を自在に使いこなせば,言葉の輝きが増すことうけあいです.
内容説明
「人を射んとせばまず馬を射よ」「柔よく剛を制す」「鼎の軽重を問う」といった漢語の名言は、人間の優れた知恵と磨きぬかれた表現を宿しています。中国の長い歴史のなかで、王侯宰相、武人文人らが残した名句のうち、日本人に親しまれてきた数かずを紹介、意味、由来、用法をやさしく解説します。豊かな言葉の宝庫。
目次
1 虎穴に入らずんば虎子を得ず
2 人を射んとせばまず馬を射よ
3 盛年重ねて来らず
4 鹿を逐う者は山を見ず
5 危うきこと累卵の如し
6 年年歳歳花相似たり