出版社内容情報
聞く、話す、読む、書く、計算、推論といった学習面での困難を抱える学習障害(LD)。周囲や本人も気づきにくく、目立ちにくい学習のつまずきの背景をいかに捉え、どのように対応するか。教育現場や社会での合理的配慮はいかに実践できるのか。LDの考え方の基礎から学校・家庭での学びの支援まで幅広くわかる1冊。
【目次】
はじめに
第一章 学習障害(LD)の姿
八・八%!!
「見過ごされてきた子」の内実
目立たない困難
第二章 LDの概念・定義・判断
LD以前の二つの流れ
LD概念の登場
日本におけるLDの定義
認知能力のかたより
LDの判断
医学的診断でのLD概念
LDとSLDは共存できるか?
SLDの診断を巡る課題
「D」の違いを乗り越える
発達性ディスレクシアとLD
発達障害としてのLD
境界知能と残されている課題
さらなる視点――RTI
◎A君はLDなのか?
第三章 学習困難の捉え方――つまずきの因果を探る
「学習困難の原因」を推定し因果律を設定する
原因の推定は「観察可能」+「因果律の設定が可能」が条件
「原因」と「背景」を区切る
「原因」と「背景」の関連を考え「確かさ」を得る
代表的な認知能力検査
「認知能力のかたより」の測定
情報処理の苦手さ
「確かさのある因果律」を通して「支援のきっかけ」を?む
測定されない(できない)認知能力
「認知能力のかたより」が測定されない場合には?
「認知能力のかたより」を「背景」とするさらなる意義
◎A君の「学習困難の原因」と「認知能力のかたより」の関連は?
第四章 原因カテゴリーと一四の支援の視点――「支援の手がかり」を得る
LDのある子の学習困難の原因カテゴリー
学習困難の原因を生み出す発達障害の「特性」
ADHDの特性と学習困難の原因
ASDの特性と学習困難の原因
学習困難を加速・複雑化させる二次障害・二次症状
学習困難の原因への支援の視点
一四の支援の視点
E君の事例からみる支援への道筋
◎A君への支援の手がかり
第五章 LDへの教育システムと合理的配慮
「特殊教育」から「特別支援教育」へ
特別支援教育への変化による意識変革
日本のLD教育は二本立て
国際条約とICFモデル
LD支援を支える「合理的配慮」
学校教育における「合理的配慮」の転換点
合理的配慮は「アクセシビリティの確保」を指針に
令和の日本型学校教育
「学習の三段構え」モデル
環境因子偏重の危うさ
成功体験の確保
成長の実感
合理的配慮の「シーズ」づくりを
LD支援は未来の教育に先行している?
◎A君にはどのような教育が必要か?
第六章 通常学級での教育的配慮――合理的配慮シーズの創り方
学習指導要領での注目すべき動き
一四の「支援の視点」と〈例示〉の関連
すべての困難の状態に手立てを案出する
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ソーシャ
キャラ




