出版社内容情報
企業が投資家から評価され、中長期的な成長を実現するための切り札として「コーポレートガバナンス」重視の流れが世界的に強まっている。この概念はどのように生まれたのか、各国でどのような規律が行われているかなどを概説しながら、「コーポレートガバナンスの本質」を明確にし、ビジネスに必須の知識を提供する。
内容説明
企業が投資家から評価され、中長期的な成長を実現するための切り札として「コーポレートガバナンス」重視の流れが世界的に強まっている。この概念はどのように生まれたのか、各国でどのような規律が行われているかなどを概説しながら、「コーポレートガバナンスの本質」を明確にし、ビジネスに必須の知識を提供する。
目次
第一章 混迷する「コーポレートガバナンス」論
第二章 コーポレートガバナンスの目的と企業価値
第三章 「良い」コーポレートガバナンスとはどのようなものなのか
第四章 コーポレートガバナンスのための「仕組み」
第五章 コーポレートガバナンス改革の歴史
第六章 「器」としての企業統治機構の設計―米英独仏の場合
第七章 「器」としての企業統治機構の設計―日本の場合
第八章 コーポレートガバナンスの現在地とその行方
著者等紹介
太田洋[オオタヨウ]
弁護士・NY州弁護士(西村あさひ法律事務所 パートナー)。1991年東京大学法学部第二類卒業、1993年弁護士登録、2000年米国ハーバード・ロースクールLL.M.(法学修士号)取得、2001年米国NY州弁護士登録、法務省民事局付(任期付任用公務員)、東京大学大学院法学政治学研究科教授などを歴任。金融審議会「ディスクロージャーワーキング・グループ」委員、経済産業省「我が国企業による海外M&A研究会」委員、同「デジタル経済下における国際課税研究会」委員、同「公正な買収の在り方に関する研究会」委員、内閣府「経済社会のデジタル化への対応と納税環境整備に関する専門家会合」構成員などもつとめる。日本経済新聞「2024年に活躍した弁護士ランキング」企業法務全般(会社法)分野総合第1位など受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。