岩波新書<br> K‐POP―新感覚のメディア

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岩波新書
K‐POP―新感覚のメディア

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  • サイズ 新書判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004317302
  • NDC分類 767.8
  • Cコード C0273

出版社内容情報

BTS、TWICE、EXO……日韓関係の悪化で韓流ブームは去ったと思っていたら、いつのまにか若者たちはK-POPに夢中だった。グローバルなトレンドとポップな欲望が交錯するソーシャル・メディア時代の音楽空間。

内容説明

BTS、TWICE、EXO…日韓関係の悪化とともに韓流ブームは去ったと思っていたら、いつの間にか若者たちはK‐POPに夢中になっていた。日本のみならず世界をも魅了するK‐POPの魅力とは何なのか。グローバルなトレンドとポップな欲望が交錯するソーシャルメディア時代の音楽空間を解き明かす。

目次

第1章 K‐POPの誕生―韓国アイドル、生まれる(韓国ポップとアイドル;ブラックミュージックとの出会い ほか)
第2章 K‐POPの拡張―グローバル化の構造(日韓の音楽空間がもつ意味;「テイストメーカー」としてのK‐POP)
第3章 K‐POPの感覚―韓国的感性の系譜(K‐POPのメロディと韓国的感性;ガールグループの時代)
第4章 K‐POPの核心―「K」と「POP」の欲望(グローバル化するK‐POP;K‐POPの場所 ほか)

著者等紹介

金成〓[キムソンミン]
1976年韓国・ソウル生まれ。ソウル大学言論情報学科修士課程修了、東京大学大学院学際情報学府博士課程修了。博士(学際情報学)。東京大学大学院情報学環助教、ジョージタウン大学大学院訪問研究員などを歴任。現在、北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院准教授。専攻はメディア文化研究、国際地域文化研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おさむ

32
いま世界で大人気のK-POP。その変遷を具体例を交えて詳細に説明する。岩波新書らしからぬ内容に驚き。2012年から17年まで日韓関係は悪化したが、音楽は影響を受けず、観客動員数を伸ばしていたとは初耳でした。お手本だったJ-POPを追い越したのは韓国政府の後押しがあったからとよく言われますが、著者は否定。世界で受けたのは、youtubeをはじめとするネット戦略の巧みさが勝因と分析しています。かつては英語バージョンの曲が必須だったが、最近は韓国語の歌でもヒットするそうです。まさにネット時代の申し子ですね。2018/09/26

kum

30
K-POPの誕生、韓国歌謡から韓国ポップへの転換、グローバルスターへの躍進と現在に至るまでのK-POPが歩んできた道のりを興味深く読んだ。国家間に横たわる感情でその人気が批判される場面もあるものの、彼らのパフォーマンスを「違う人種や地域の文化に対する偏見からも、アイドルの音楽に対する先入観からも、一国の単位で表れる愛国主義や排外主義による抑圧からもかけ離れた、普遍的なポップの瞬間」だと表現する著者の言葉には共感しかない。2021/01/15

かおりんご

29
KPOPの歴史について。紆余曲折を経て、今の形が出来上がってきたのが分かる。2024/01/23

パンダ女

15
良かった!K-POPがなんでこんなにすごいのかずっと知りたかった。もともとは、日本型の「歌唱力よりヴィジュアル重視」のアイドルを模倣した形だったが、その後マイケル・ジャクソンなどのブラックミュージックの影響を受けラップやヒップホップというジャンルが見いだされる。それらをうまいことミックスしたものが作られ、アジア諸国がそれをK-POPと認識。さらに韓国はYou Tubeなどネットを駆使した宣伝がめちゃくちゃ上手く、アイドルの選考過程や練習風景なども配信することで、アイドルになりたいアイドルすら商品化した。2020/10/08

Francis

15
面白くて二日で読了。BTSがビルボード一位になったので早速聞いてみたところとても良かったのでこれも早速買って読んだ。自分もそうだったけど日本のマスコミ論調では2012年以降K-POPは退潮していたイメージだったが、そうではなく、ずっと人気があったし世界的にファンが増えていたことが良く分かる。BTSは英米ロックファンの私にもとても魅力的な音楽だったのでK-POPのファンが世界的に増えているのも当たり前。それに比べるとJ-POPは世界に通用しそうなのはワンオクロックぐらいしか思いつかないのは残念。2018/08/04

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