出版社内容情報
この大震災は,何を問いかけているのか.大きな悲しみや苦しみ,喪失感のなかで新しい歩みを始めてゆかねばならない被災者・被災地に,私たちはどう向き合い,これからどんな支援をしていったらよいのだろうか.現地で活動を続ける医師やボランティアをはじめ,作家や学者ら33名がそれぞれの思いと考えをつづる.
内容説明
二〇一一年三月一一日、東日本を襲った大震災は、何を問いかけているのか。大きな悲しみや喪失感のなかで新しい歩みを始めてゆかねばならない被災者・被災地に、私たちはどう向き合い、どんな支援をしていったらよいのだろうか。現地で活動を続けた医師やボランティアをはじめ、作家や学者ら三三名が震災の意味、復興の形をつづる。
目次
1 3・11は何を問うているのか(私らは犠牲者に見つめられている―ル・モンド紙フィリップ・ポンス記者の問いに(大江健三郎)
(私たちが知る)日本の終わりなのか?(テッサ・モーリス=スズキ) ほか)
2 命をつなぐ(未来への約束(山本太郎)
市民や企業の力、生かす仕組みを(大西健丞) ほか)
3 暮らしをささえる(試練が希望に変わるとき―釜石にて(玄田有史)
これからの住まいをどうするか(塩崎賢明) ほか)
4 復興のかたち(被災地には生活が続ている―「復興」への視点(湯浅誠)
後戻りする復旧ではなく新しい復興計画を(金子勝) ほか)
著者等紹介
内橋克人[ウチハシカツト]
1932年神戸市生まれ。神戸商科大学卒業。神戸新聞記者を経て、1967年より経済評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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