内容説明
チェンジがアメリカに到来した―当選直後の勝利演説で、こう語ったバラク・オバマ。彼は、直面する数々の危機や困難をどう認識し、どのように対処しようとしているのか。そのことによって、アメリカの政治・経済・社会・外交をいかなる方向へ導こうとしているのか。政権発足からの軌跡をたどり、「変革」の意味と可能性を考える。
目次
第1章 動き出したオバマの変革(就任式のメッセージ;政権最初の一週間;ホワイトハウスへの道;政権への準備)
第2章 経済危機から変革へ(景気対策法の早期成立;予算案とその賛否;大統領の政策志向と経済チーム;金融危機への対応;オバマの新たな思考)
第3章 世界との関係を変える(世界に向けた変化のメッセージ;安全保障と人権の相剋;外交の復権と活発化;中東の諸課題はの対処;国防戦略の革新;核政策への挑戦)
第4章 アメリカ社会を変える二つの政策―医療保険改革と環境エネルギー立法(アメリカの医療保険体制;オバマの医療保険改革;立法化をめざす攻防;オバマの環境エネルギーの課題;環境エネルギー立法の過程;大統領の妥協)
第5章 民主主義の再生をめざして(政治のあり方を変える;文化や人種の対立は克服できたのか;法の支配と大統領リーダーシップ;国民とのコミュニケーション)
著者等紹介
砂田一郎[スナダイチロウ]
1937年神戸生まれ。1960年早稲田大学政治経済学部卒業。毎日新聞社を経て1973年カリフォルニア大学(バークレイ)政治大学院修了。東海大学教授、学習院大学教授を歴任。専攻はアメリカ政治(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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