岩波新書<br> 女性労働と企業社会

岩波新書
女性労働と企業社会

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  • サイズ 新書判/ページ数 229p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004306948
  • NDC分類 366.38
  • Cコード C0236

出版社内容情報

改正「均等法」の下,専門職,OL,派遣社員やフリーター,フルタイム並みのパートタイマーなど,女性の働き方は多様化している.その実像を豊富なデータを通じて描き出し,性差別に抗して働き続ける方途を提言する.

内容説明

専門職、OL、増える派遣社員やフリーター、深夜勤やフルタイムの仕事までこなすパートタイマー…改正「均等法」の下、能力主義管理の進む中で、女性の働き方はますます多様化している。変らぬ職場の性別役割意識に不満をくすぶらせながらも、働き続ける彼女たち。その実像を豊富なデータで描き出し、性差別に対抗する戦略を提言する。

目次

1章 女性労働をみる視点(女性労働―到達の地点;私の関心と方法)
2章 企業社会のジェンダー状況(女性労働者の分布;五つのライフヒストリー ほか)
3章 「男の仕事」・「女の仕事」(「女性の特質・感性」とはなにか;性別職務分離の職場 ほか)
4章 女性たち自身の適応と選択(ジェンダー意識の一般状況;専門職とOL―若い女性たち ほか)
5章 ジェンダー差別に対抗する営み(職場の性差別に対抗する思想;職場の性差別に対抗する手段 ほか)

著者等紹介

熊沢誠[クマザワマコト]
1938年三重県に生まれる。1961年京都大学経済学部卒業。1969年経済学博士。専攻は労使関係論、社会政策論。現在、甲南大学経済学部教授
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