内容説明
賢治が残したことばと共にその一生をたどる。お茶目でユーモラス、等身大の賢治像がここに。
目次
第1章 星めぐりの歌
第2章 ホニャンをさがせ
第3章 はやしのなかに、ふる霧は
第4章 どうしておこっているの?
第5章 ほんのぱこ
第6章 さようなら
著者等紹介
澤村修治[サワムラシュウジ]
1960年、東京生まれ。千葉大学人文学部卒業。出版社に勤務し、新書や選書の編集にたずさわる一方で、執筆活動を行う。『文藝春秋』などに書いたのち、2010年、2冊の文芸評論の単行本を刊行して本格デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ベイマックス
61
図書館本。宮沢賢治の伝記みたいな感じの内容でした。◎時代に合っていたのでしょうね。今、こんな教師いたら、大問題ですね。寂しいかぎりです。学ぶことに『楽しい』っという感情がないですものね。◎絵や詩を創作出来うる方って、どこか違いますよね。奇人変人とは紙一重なのかもしれないですけどね。◎『雨ニモマケズ』には、辛いときに何度も助けて頂いています。◎昔々、独身時代に独り旅で花巻行きました。宮沢賢治の観光スポットもまわりました。2020/08/16
MOTO
7
賢治の童話や詩、書いたものの中から お手紙一枚分くらいを紹介。 それはポケットにはいっていた 紙切れで、開いた読者はいつのまにか 鈍行列車の堅い座席の上。 ガタンコガタンコ、 シュウフツフツ 列車の走行音を聞き 車窓からの景色を眺めている… ふっと 顔をあげると いつのまにか向かいの席には 黒いマントと帽子の人が座っていたりして。2022/01/23
なうなう
0
私は「雨ニモマケズ・・・」の詩が大好きである.また銀河鉄道の夜には心を踊らされたし,星めぐりの歌を聴いては安らぎを覚える.そんな敬愛している宮澤賢治さんの言葉を集めて,考え方や生き方を解説した本.雨ニモマケズからもわかる通り,この人は慈愛に満ち献身的で創造力のある人だと思われる.それでいて庶民的で素朴な部分もあるから魅かれてしまう.2014/09/19
koji867
0
◯2024/04/13
gourmet
0
賢治のひととなりがよくわかる。 賢治の生徒だったら、どうだったろう?ついていけるか?(笑)2023/12/27