岩波新書<br> 歌舞伎の歴史

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岩波新書
歌舞伎の歴史

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  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004306610
  • NDC分類 774.2
  • Cコード C0274

出版社内容情報

作品を読み解きながら,たえず新しい劇的主人公を造形し続ける歌舞伎のドラマトゥルギーの本質を,400年の歴史の中にさぐる。

内容説明

社会秩序から逸脱し、異相のいでたちで町をのし歩く―そんなカブキ者の風俗から名をうけた歌舞伎は、その後、“カブキ”の存在形態をさまざまに変奏し、たえず新しい劇的主人公を造形してきた。近松、並木正三、鶴屋南北、黙阿弥らの作品を読み解きながら、人びとを魅了してやまない歌舞伎のドラマトゥルギーを、四百年の歴史の中に探る。

目次

第1章 歌舞伎の夜明け
第2章 劇としての門出
第3章 義太夫狂言と舞踊
第4章 歌舞伎再興
第5章 鶴屋南北と棺桶
第6章 黙阿弥と白浪物
第7章 狂気と英雄
第8章 新歌舞伎の創造
第9章 現代の歌舞伎

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヨグ=ソトース

6
歌舞伎の歩みが初心者にもわかりやすく解説されています。「伝統」芸能と言っても、古いものがそのまま現代に受け継がれているのではないんですね。特に歌舞伎においては、これまで時代の転向や幕府や新政府の厳しい規制に遭いながらも、並木正三や河竹黙阿弥、市川左団次などの手によって繰り返し刷新されてきた。偉大な「傾奇者」たちの苦労を想像してみると、背筋が伸びる思いがします。2018/04/22

T2y@

2
傾き⇒歌舞妓⇒歌舞伎 の歴史。 とにかく一度、歌舞伎を観に行こう。2013/01/21

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