岩波新書<br> 沖縄現代史

岩波新書
沖縄現代史

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  • サイズ 新書判/ページ数 240,/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004304746
  • NDC分類 219.9
  • Cコード C0221

出版社内容情報

減らぬ米軍基地,実らぬ経済振興-.復帰以後,沖縄の願いを裏切って厳しさを増した現実.20余年間,困難に立ち向かって粘り強く繰り広げられてきた人々の闘いと,日米両国政府とのせめぎあいを描く必携の通史.

内容説明

減らぬ米軍基地、実らぬ経済振興―。一九七二年の復帰以後、本土の関心が薄れるのと裏腹に、沖縄の願いを裏切って厳しさを増した現実。この二十余年、さまざまな困難に立ち向かって粘り強く繰り広げられてきた人々の闘いと、日米両国政府とのせめぎあいを描く。沖縄と日本の将来の重大な転換点を迎えているいま、必携の通史。

目次

はじめに 日米安保体制と沖縄
第1章 世替わりの渦のなかで
第2章 孤立する闘いと進行する「一体化」
第3章 保守県政下の動向
第4章 焼き捨てられた「日の丸」
第5章 湾岸戦争から首里城復元へ
第6章 宝珠山発言とその波紋
第7章 安保再定義との闘い

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヤギ郎

10
1972年沖縄返還以後の沖縄における政治状況や基地問題についてまとめている。本書では語られない戦争終結から返還(アメリカ統治下の期間)については、著者による共著『沖縄戦後史』を参照すること。著者は沖縄と日本を二項対立する時、日本のことを「ヤマト」と記述する。日本(本土)に対する思いが垣間見える。沖縄は日米安保の中心にいる。それだけでなく、アメリカ軍基地を通して、世界の安全保障の最前線にいる。統治から復帰し、日本の都道府県の一つとなるまでの過程をみつめる。2022/01/25

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