出版社内容情報
インターネットとは何か.「コンピューターネットワークのネットワーク」だと簡単に説明され,ビジネス面での活用がもてはやされているが,本来の力は遥かに大きい.これまでのパソコン通信とは全く異なる思想にもとづいた,人間活動の新しいインフラストラクチャーとしてのインターネットの本質を,日本での第一人者が熱く説く.
内容説明
インターネットとは何か。「コンピュータ・ネットワークのネットワーク」だと簡単に説明され、ビジネス面での活用がもてはやされているが、本来の力は遙かに大きい。これまでのパソコン通信とは全く異なる思想にもとづいた、人間活動の新しいインフラストラクチャーとしてのインターネットの本質を、日本での牽引車たる著者が熱く説く。
目次
序章 インターネットの力
第1章 インターネットの仕組み
第2章 インターネットの空間
第3章 メディアとしての可能性
第4章 インターネットの変遷
第5章 インターネットの重要課題
著者等紹介
村井純[ムライジュン]
1955年東京に生まれる。1979年慶応義塾大学工学部数理学科卒業。1984年同大学院博士課程修了。東京工業大学総合情報処理センター助手、東京大学大型計算機センター助手をへて1990年慶応義塾大学環境情報学部助教授。WIDEプロジェクト代表
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
takaC
33
10年くらい前の古本交換会で50¢で入手した一冊。95年の出版なので今読んだら古臭かろうという先入観で読んだのだがどっこい、現在でも十分通用する良書だった。読書メーターでのuser数もそこそこ多くて且つ現役アクティブな本で二度目のビックリ。さすが読メuser。2011/12/23
とち
32
インターネットの歴史、仕組み、今後の課題などについて分かりやすく解説されています。著者はインターネットの基盤作りから尽力されている方だそうで、興味深い話の連続でした。今後の展望や課題点として述べられている事柄が、今から20年近く前に出版された本とは思えないほど的中していて驚くばかりです。2012/04/30
ミライ
30
インターネットの黎明期である1995年に出版された書籍(著者はさまざまなネット系書籍を書かれている村井純さん)。回線が細かった時代に書かれた書籍であるが、Eコマースやニュースなどのメディアから、画像、動画などがすべてネットで事足りる時代が来るという未来が予測されており、概ね書かれている事象は実現している。今でも使えるインターネットの基礎知識(ネットの仕組み・デザインから通信、セキュリティ問題まで)満載で非常に面白かった。2019/06/19
もちもちかめ
23
著者が第一人者としてこの本書いたのだいたい私と同じ歳。わー!25年くらい前にね!しかし、今読んでも特に違和感なくむしろ勉強になっております。テクノロジーは地球のすのこになるべきと。銭湯とかで床一面に敷かれてるすのこ。人間をちょっと背を高く、気持ちよくさせてくれるもの。でも、足の上には決して乗らないあくまで必ず足の下にあるものですよ。わー!くどくそう繰り返さざるを得ない危機感、いまだ払拭できないようですが、すのこね。いい表現2018/11/15
白義
19
日本のインターネットの最初期からその発展を引っ張ってきた「日本インターネットの父」自身による、黎明期の解説書。とても、本格的にインターネットが普及する前に書かれたとは思えないほど、その技術、歴史、可能性が見事にまとめられている。また、インターネットの開発史を振り返りながらその「いい加減さ」を高く評価し、それでも上手くいくようになる仕組みを解説しているのは、インターネットに限らず、様々な物事に拡張できる考えであり、簡潔ながら第一人者自身がまとめたことによって広い射程を持ち得ている2014/08/21




