扶桑社ミステリー
シャーロック・ホームズとヴィクトリア朝の怪人たち〈1〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 318p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784594073121
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

『千夜一夜物語』の翻訳でおなじみのリチャード・バートン卿、ゴシック小説の有名な怪物…さまざまな実在の人物、架空のキャラクターとの遭遇が描かれるホームズ物語の最新コレクション。モダンホラーもあれば、スチームパンクもある。設定はしばしば突飛だが、どの作品にもホームズの魂が息づいている。編者のジョージ・マンをはじめ、マーク・ホダー、マグス・L・ハリデイ、キャヴァン・スコットといった新進気鋭の作家陣が腕を競うホームズ・パスティーシュの新機軸、その前編。

著者等紹介

マン,ジョージ[マン,ジョージ] [Mann,George]
1978年、イギリス・ダーラム州ダーリントン生まれ。雑誌編集者を経て作家活動に入る

尾之上浩司[オノウエコウジ]
怪獣小説翻訳家&評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

sin

79
ヴィクトリア朝の怪人たちと謳い文句にあるからは、ある程度際ものを覚悟していたが、案に反して正典の雰囲気を崩さないホームズの立ち居振舞い…編者の選択にセンスを感じる。とは言うものの折角登場させた個性的な面々なのに、その活躍が控えめに思えるのは確かで、もう少し振りきれた内容の作品があっても良かったのではないだろうか?それにしてもこの巻のホームズは他者のシリーズ作品の広告塔に使われているようだ。2018/11/30

たんたんx

17
「シャーロック・ホームズ」のパスティーシュ6編が収められています。表紙の絵と「怪人」というタイトル文字に惹かれて、つい手に取ったという感じ。短編集なので、ミステリーが苦手な私でも読みきることができたようです。フランケンシュタインの話で登場する、他作品のキャラクターにはびっくり。「地を這う巨大生物事件」も、面白かった。「シャーロック・ホ-ムズと品の悪い未亡人」が、ちょっと本格的な謎解きという感じかな?全般に娯楽作品という感じで読みやすいです。2016/06/27

かわうそ

17
肩肘張って読むタイプの本ではないので、それぞれ投入されたネタにニヤニヤしながら楽しんだ。中では正統派タイプの「失われた第21章」が好み。第2巻はちょっと休憩してから読みます。2015/12/12

すけきよ

15
各方面に謝ります!コナン・ドイルのシャーロック・ホームズは一つも読んだことないんだよね~。ホームズが出てくるフィクションはけっこう読んでるんだけど。『ドラキュラ紀元』とか『リーグ・オブ・エクストラオーディナリー・ジェントルメン』とか『ジャバウォッキー』とか(全部チョイ役じゃん!)経験上、一番ホームズ度が高いのは『名探偵ホームズ』かな(問題発言)【2巻に続く】2015/09/10

nuit@積読消化中

14
上巻読了。静かな興奮で読み終えました。収録作品がすべて私好みで本当におもしろい!歴史的な出来事や文学上の登場人物、過去読んだキャラクターなども登場し、ワクワクしっぱなし。この時代、ドイルならではの降霊術など、もっと中短編ぐらいで引き伸ばして読みたい。個人的に一つだけ残念なのは地を這う巨大生物がUMAでなかったこと。。。しかし、そこはシャーロックものだから仕方がない。最終的には納得して、下巻に急げ!です。2015/11/16

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