岩波新書<br> 子どもと学校

個数:
  • ポイントキャンペーン

岩波新書
子どもと学校

  • 河合 隼雄【著】
  • 価格 ¥946(本体¥860)
  • 岩波書店(1992/02発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 16pt
  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年04月27日 16時54分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 234p/高さ 18X11cm
  • 商品コード 9784004302124
  • NDC分類 371.45
  • Cコード C0237

出版社内容情報

子どもたちの生きる社会環境が激変する今日,「教育」のあり方が,いつにも増して問われている.臨床心理学者として,子どもの心の世界に長年接してきた著者が,帰国子女や不登校児の言葉に耳をかたむけ,日本型教育への疑問,心や性の教育の必要性を盛り込みながら,子どもと学校の新しい関係を創造する道を語る.

内容説明

子どもたちの生きる社会環境が激変する今日、「教育」のあり方が、いつにも増して問われている。臨床心理学者として、子どもの心の世界に長年接してきた著者が、帰国子女や不登校児の言葉に耳をかたむけ、日本型教育への疑問、心や性の教育の必要性を盛り込みながら、子どもと学校の新しい関係を創造する道を語る。

目次

1 教育の価値を見直す(教育における「価値」;「臨床」の視座;教育の中の二つの原理)
2 大人が子どもにかかわること(「教える」と「育つ」;「教育」はいま;「女性の目」、「男性の目」)
3 教える側、教わる側(幼児の成長と教師の役割;日本文化のなかの教師と生徒の関係;体育と笛;不登校の「処方箋」)
4 こころが育つ環境(子どもの倫理と道徳性;性の理解と教育;思春期の心理)

著者等紹介

河合隼雄[カワイハヤオ]
1928年兵庫県に生まれる。1952年京都大学理学部卒業。1965年ユング研究所(スイス)よりユング派分析家の資格を取得。専攻は臨床心理学。現在、国際日本文化研究センター教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

マグカップ

29
1992年に出版された本だが、現代の教育の在り方にも共通して言えることが多く書かれている。章構成としては、Ⅰ章「教育の価値を見直す」Ⅱ章「大人が子どもにかかわること」Ⅲ「教える側、教わる側」Ⅳ章「こころが育つ環境」となっており、この1冊を読めば、教育者としての子どもへの関わり方についての示唆を得ることができるだろう。子どもたちを導いていくのは、両親であり、教師であり、その背後にある社会全体だ。社会に生きるすべての人におすすめの一冊。2021/09/02

ムーミン

22
改めて基本の部分を確認する機会になりました。それにしても今から20年以上前に、今の時代にぴったり当てはまるメッセージを伝えていたんだなあ。2017/08/19

佐島楓

19
教育関連の方はもちろん、子どもを養育する側の方々にも一読をおすすめしたい。子どもと対等に向き合うことの大切さ、子どもの世界を壊さずにはぐくむことの重要性が書かれている。私はいくつ歳をとっても、子どもであった部分を切り離さずにおきたい。2012/03/08

Lily603

15
★★★★+ 子供に「教える」だけでなく、子供が「育つ」場を提供することにも力を入れてみると良いのでは、という立場から教育の課題である個性の伸張、国際化、生涯教育、果ては道徳や性と教育の関わりを論じた1冊。『子供が育つのを本当に「見守る」ということは、何やかやと「教える」ことよりも、よほどエネルギーのいるものである』もちろん、放置することよりも。 2013/05/19

ハパナ

12
子どもの発達段階における内面的な変化を、個性という観点を交えながら教育者としてどう考えどう接するかについて。この本で一番印象に残ったのは_p100”私は子どもを育てる、というときに「植物」をイメージする。太陽の熱と土とがあれば、植物はゆっくりと成長してゆく。子どもを「機械」のように考えて、~コントロールしようとすると、思いのままにならないことが出てきていやになるのではなかろうか。植物の成長を楽しんで見るような態度を身につけると、楽しみが増えてくるように思われる。”2018/08/09

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/524835
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。