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岩波新書
私の読書法

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  • サイズ 新書判/ページ数 199p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004150886
  • NDC分類 019
  • Cコード C0295

出版社内容情報

私たちは毎日の生活の中でそれぞれ読書の仕方をもっている.本書では,社会科学者・自然科学者・作家など,広く現代の知識人に,その個性ゆたかな「読書法」を語っていただいた.すでに自分の読書法を身につけた人も,また,これからそれをつくり上げようとする若い世代も,読書の尽きせぬ魅力をうかがい知るだろう.

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

26
奥付によると、1960年第1刷、75年20刷と、当時はベストセラーかつロングセラーなのだ。現代でも通用するのだろう。加藤周一氏は、読書習慣は早くはじまった(24頁)。本を書くことと、本を読むこととは、別の仕事である(28頁)。蔵原惟人氏は、すぐれた本を何回もくりかえして読みたいと思っている(38頁)。私は1万冊達成後、蔵書の岩波文庫と岩波新書を中心に、古典に回帰する予定だ。大内兵衛氏は、本をよむときは必ずルーズ・リーフ式のノートブックを持て、とアドヴァイス(54頁)。2015/09/23

kubottar

22
1960年の新書。いわゆる教養主義だった頃の本なので読書法もなかなかスパルタです。しかし、大昔の読書法は色々勉強になる。2019/07/20

水無月十六(ニール・フィレル)

6
知の巨人たちによる豪華読者エッセイ集。一人当たりの紙幅もそこまで長くないが物足りないこともなく程よくまとまっている。執筆者は既に全員故人とのことで、使えるツールや時勢も異なるなかでの読書日記ではあるが、読書における悩みや読書への向き合い方はやはりどの時代でもあまり変わらないようで、いち乱読者としては読んでいて脳汁が湧き出る知的興奮がある本だった。2022/03/19

go

6
どれも面白くて良い本だった。結構みんな似てる部分があって、若い頃は乱読している人が多い。そしてみんな忙しくてあまり本を読めなくなっている。この本の執筆者の殆どがもはや亡くなっていると思うと人間の人生とは短いものだと思う。あと何冊本が読めるだろう。入院や刑務所に入るのもアリな気がしてきた。2021/03/18

ゆうへい

5
いろんな学者や作家による、読書にまつわるエッセイ集です。読んでみると、それぞれこだわりが強く個性的な雰囲気がありました。読書の記録を書くためにノートは用いたり、大事と思ったらマーカーを引くなど、色々と挙げられています。中でも、読破した後に内容と感想を書くことの効果を主張している人が多かったです。どの章も興味深く、ついつい印象に残ったページを角で折りました。ちなみに、印象に残ったのは『一月・一万ページ』『このごろの読書』『行動中心の読書』『読書法というもの』です。本好きの僕にはとても楽しめました。2020/02/19

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