岩波新書<br> 日本の歴史〈上〉

岩波新書
日本の歴史〈上〉

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  • サイズ 新書判/ページ数 300p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004130802
  • NDC分類 210.1
  • Cコード C0221

出版社内容情報

先進諸国から貪欲に学びつつ,原始から現代まで,社会と文明を断絶することなく発展させてきた日本の歴史は,世界史の中の一異彩である.この歴史の変革の原動力はどこにあるのか.他民族との共通性また特殊性はどんな点か.独自の歴史観に貫かれた,定評ある日本通史.上巻は鎖国まで,下巻は帝国議会の開設から.

内容説明

先進諸国から貪欲に学びつつ、原始から現代まで、社会と文明を断絶することなく発展させてきた日本の歴史は、世界史の中の一異彩である。この歴史の変革の原動力はどこにあるのか。他民族の歴史との共通性また特殊性はどんな点か。独自の歴史観に貫かれた、定評ある日本通史。上巻では縄文期から鎖国と封建制の成立までを扱う。

目次

原始の日本―人類的共通性と日本的独自性
大王国家と部民―奴隷制と国家形成の特徴
大化の改新―氏族的擬制から「法式備定の国」へ
古代天皇制―唐の模倣と現御神
荘園と農民―律令体制の崩壊と武士の成立
貴族政治とその文化―国家主義から貴族主義へ
武家の「天下草創」―六波羅政権と鎌倉幕府
初期封建社会の特徴―農奴制の進展、民族的文化の形成
鎌倉幕府の滅亡―在地武士と農民の進出、モンゴルの来襲
古代遺制の清算―「惣」の発展と室町幕府の矛盾
下剋上と戦国騒乱―土一揆・国一揆と戦国大名
自由都市の萌芽―産業・商業・貿易の発展と都市
国民的活力と文化―文化の民衆化、西洋文明との交渉
秩序と権威の再編成―信長と秀吉の全国統一
士・農・工・商・えた・非人―周密な封建支配の網
鎖国と封建制―国民的活力の密封

著者等紹介

井上清[イノウエキヨシ]
1913年、高知県に生まれる。1936年、東京大学文学部卒業。専攻、日本歴史。現在、京都大学名誉教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

nobody

9
荘園制がやはりよく解らない。「律令国家の最盛期といわれるこの時期(743年墾田永年私財法制定)に、すべての土地を国有とする律令の大原則の一つが破れた」。ピークと同時に破綻するのである。ならばこれより後の太閤検地までの800年あまりは何なのか。荘園制は律令制の属性ではないのか。一体律令制と封建制の違いはどこにあるのか。土地制度は同じなのか。本当には解ってない人から教えを請うほど虚しいことはない。思えば封建制とはそもそも何なのかと解説を受けることなく歴史を学び、たまたま独力で増田四郎の本に出会い歴史的必然性を2022/11/24

かみかみ

3
縄文時代~鎖国まで。1960年代に上梓された日本通史ゆえか、帝国主義を打倒せんとするマルクス主義史観バリバリである。そのため、思想は形態は異なれど、人民を搾取する支配層と搾取に抵抗する人民という階級闘争の考え方が前面に押し出されている感じがした。天皇制が形骸化し、武士が支配層として台頭していく過程について詳しい。2023/12/11

テプコにゃん

2
大便時のお供にちょっとづつ通読し、やうやっと上巻終了。「古い帝国主義的歴史像を内部から克服する」といふ鋼の意志でもって各時代の支配階級をsageまくる、尖りつつも一貫した歴史観で書かれてをり読んでゐて気持がいい。2021/03/24

ステビア

2
初っ端からバリバリのマルクス主義史観でギョッとする。時代を感じさせるものの未だ古びず、気づかされるところも多かった。2012/11/29

qwerty1234

2
教科書的な切り口では無く、一般庶民が如何に支配者層に制圧されてきたのかをメインに置いた説明が主体にある。歴史の流れがよく理解できる本です。岩波新書らしい本。読んで良かったです。2012/04/09

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