出版社内容情報
動物のコトバとは? 精神のシステムとは? 世界を「情報=差異」が変換して巡る観念の回路として定式化。進化も文明も環境も心的な相のもとに一望し、人間─社会─生態系を包みこむ壮大なヴィジョンを提示する。下巻は進化論・情報理論・エコロジー篇。イルカのコミュニケーションの分析や、「有機体+環境」「柔軟性の経済」の概念など。
内容説明
動物のコトバとは?精神のシステムとは?世界を「情報=差異」の回路として定式化。進化も文明も環境も包みこむ壮大なヴィジョンを提示する。下巻は進化論・情報理論・エコロジー篇。イルカの情報伝達の分析や「有機体+環境」「柔軟性の経済」の概念など。
目次
第4篇 生物学と進化論(生物学者と州教育委の無思考ぶり;進化における体細胞的変化の役割;クジラ目と他の哺乳動物のコミュニケーションの問題点;「ベイトソンのルール」再考;第四篇へのコメント)
第5篇 認識論と生態学(サイバネティクスの説明法;冗長性とコード化;目的意識対自然;目的意識がヒトの適応に及ぼす作用;形式、実体、差異;第五篇へのコメント)
第6篇 精神のエコロジーの危機(ヴェルサイユからサイバネティクスへ;エピステモロジーの病理;環境危機の根にあるもの;都市文明のエコロジーと柔軟性)



