出版社内容情報
「日本資本主義の父」と呼ばれる渋沢栄一の伝記を、文豪が手掛けた.士は士を知る.本書は
内容説明
「日本資本主義の父」とまで呼ばれる渋沢栄一の伝記を、文豪が撰述。士は士を知る。本書は、類書中、出色独自の評伝。激動の幕末・近代を一心不乱に生きた一人の青年は、「その人即ち時代その者」であった。枯淡洗練された名文は、含蓄に富む解釈を織り込んで人間・渋沢栄一の生涯を活写する。露伴史伝文学の名品。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
AICHAN
40
図書館本。昔の文体の文章で読みにくいったらありゃしない。最初は真面目に読んでいたが、途中から面倒になってきて斜め読み。まともに読んでも頭に入らないのに、斜め読みではほとんど頭に入らなかった。渋沢栄一が日本資本主義の父と呼ばれるに至った活躍は何となくわかった。2021/11/07
みつ
22
渋沢栄一が91年余りの生涯を閉じて程なく書かれた露伴の著作。その生涯については数年前の大河ドラマで概略知っていたし、加えて大政奉還から戊辰戦争勃発の時期の海外経験についてはドナルド・キーンの『続百代の過客』で取り上げられた渋沢の日記でも、一端を読んでいた。それ故興味の対象は、露伴が彼をどのように書いたかということ。明治6年、30代半ばの辞官と直後の国立銀行就職を持って彼の真生涯は始まったとしつつ、以降の記述は事業別の簡単なもの。非常に難しい漢語を取り混ぜながらも文章のリズムが素晴らしく、読ませてしまう。2026/03/23
yamahiko
17
大河の前に一読。 後半生に進むに連れ、幸田露伴がどんな思いで上梓したのかという方に意識が向いてしまった。2021/02/11
スプリント
15
濃密な人生を送ったことがわかる。 柔軟な思考の持ち主だったのだろう。2022/04/03
うた
12
自伝『雨夜譚』を中心に晩年を迎えた幸田露伴が語り直した渋沢栄一の生涯。『蒲生氏郷』などと比べると、お説教くささが抜け、より枯淡とした書きぶりが活きている。ただ文芸としては無難な作品だと思う。私は維新志士や新撰組よりも、渋沢の行き方に心惹かれるのだけれど、史伝としてこんな書きづらい人もいないでしょう。2020/11/29
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