出版社内容情報
19世紀稀代の革命家ブランキ(1805-1881)は,パリ・コミューン勃発の前日に逮捕される.トーロー要塞幽閉中に書かれた最後の著作が本書である.それは革命論ではなく,宇宙の無限から人間を考察したものだった.想像力を広大な宇宙に飛翔させ,そこでブランキが見たものは
内容説明
19世紀稀代の革命家ブランキ(1805‐1881)は、パリ・コミューン勃発の前日に逮捕される。トーロー要塞幽閉中に書かれた最後の著作が本書である。それは革命論ではなく、宇宙の無限から人間を考察したものだった。想像力を広大な宇宙に飛翔させ、そこでブランキが見たものは?ベンヤミンを震撼させたペシミズムの深淵。
目次
1 宇宙―無限
2 無際限
3 星々との限りない距離
4 天体の物理的組成
5 ラプラスの宇宙生成論に対する所見―彗星
6 世界の起源
7 宇宙の分析と総合
8 エピローグ
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