出版社内容情報
法・政治思想史上の大古典として著名なモンテスキュー(一六八九―一七五五)の『法の精神』(一七四八)は,三権分立論で有名だが,近年では,法社会学,比較法学,法学史の先駆的業績として注目を浴び,法と社会の多角的な分析に,さらには異文化間の相互理解に貴重な示唆を与える書として高い評価を得ている.詳細な訳注を付した完訳決定版.
内容説明
アメリカ合衆国憲法をはじめ諸国の法・政治思想に多大の影響を及ぼした三権分立論を含む上巻(第1・2部)に続き、本巻では、古今東西の豊富な資料に基づいて風土とさまざまな法律との関係を考察し、風土的決定論として名高い第3部と法律と商業・経済との関係を論じた第4部を収める。初の完訳決定版。
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- 和書
- 台北人 岩波現代文庫



