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岩波文庫
家畜系統史

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  • サイズ 文庫判/ページ数 218p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784003393512
  • NDC分類 645
  • Cコード C0145

出版社内容情報

数千年にわたって,われわれ人類の親しい友としてともに歴史を歩んできた家畜たち.犬,猫,馬,豚,ラクダ,牛,山羊,羊や家禽類の系統を野生時代から現在へと概観する.個々の家畜については,それぞれくわしい研究もあり,書物も多いが,本書のように,総括的にしかもコンパクトにこれをまとめたものは少ない.写真・挿絵40葉.

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ymazda1

7
トーフ犬トーフ豚トーフ牛トーフ羊・・・ググっても「トーフ」がなんなのか判らない・・・Torfはドイツ語で泥炭の意味らしく、だいたい湿地の古代遺跡と一緒に書かれてるので、保存状態のよい出土動物のことかな・・・1918年出版1935年訳出、死滅してそうな単語の多さに時間を感じる・・・近年のDNA解析的とかより、こういう学際的な系統論の方が、やっぱ、おもしろい・・・ドイツのミルク犬の話に、フランドルの地理的な近さから、ネロの家が貧乏だからパトラッシュが車を引いてたんじゃなかったのかもと、今さら思ったりした。。。

AR読書記録

2
古本市でなんとなく購入。原書は1919年スイスにて書かれている。買ったのは1990年の8刷だが、1935年初刷の刷版を使い続けてるようで、なかなか味のある文字面ではある。ロバについて、「小亜細亜およびアラビアに於ては多数飼育され、支那に至る迄見出される、然し東亜細亜ではその意義は減じ且日本に達する事は出来なかった」というのを読んで、「やっぱ日本は“極東”なんやな」としみじみ感じると同時に、そういやロバ日本にいないなとはたと気づく(いやそんなん意識したことなかったわ)。なんで到達できなかったんだろな。2014/12/03

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