内容説明
ギリシア神話は複雑多岐で、おまけに神々の名も人の名も厄介である。本書のねらいは、その難所を出来るだけ素直に越えて読み通せるようにすることである。そのために、随所に「神々の系譜」を掲げた。これは、従来の著書が多くは巻末にまとめているものを、そのときのテーマに従って、本文中にピックアップした。また、はじめに、多くの神々を登場させて、その神に関するエピソードを出来るだけ多くまとめた。
目次
創造の神々
オリンポス十二神
ゼウスの愛妾たち
スターダムの神々
冥界
怪物の血・幻獣たち
諸王家の伝説
イアソンとアルゴー遠征
英雄ペルセウス
テセウス
ヘラクレス
テーバイ物語
トロイア戦争・イリアス
オデュッセイア
著者等紹介
尾形隆之介[オガタリュウノスケ]
本名・尾方隆一。熊本県立人吉高校卒、鹿児島大学法学卒。某大手生保入社。関連会社取締役を経て定年退職。古代ギリシア研究会・パウサニアスジャパン会員。フリーライター
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