岩波文庫<br> 化学の学校 〈中〉

  • ポイントキャンペーン

岩波文庫
化学の学校 〈中〉

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 289p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784003390320
  • NDC分類 430
  • Cコード C0143

出版社内容情報

化学だけでなく,ひろく自然科学の精神を学習者に教える手引の書.先生の質問に生徒が答え,生徒の疑問に先生が説明してゆくという形をとって,すべての重要な研究問題がたくみに提示されている.科学知識を得る上の正しい方法を教える入門書として,今日もなお愛読され,将来においても不朽の生命を保つ名著.

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬参仟縁

13
先生と生徒との対話。先生曰く、乾いた(傍点)塩素は化合したがらない。 鉄にたいしても(21頁~)。多少湿っていた方が化合し易いのか。人間のような塩素かも? 先生曰く、赤リトマス紙を作るには、リトマス液に塩酸を加え赤くなるところで止め、煮沸。もう一ぺん青くなる。すこし塩酸を加えて赤くし、紙に塗る(39頁)。人には賢人と愚人がいるように、強酸と弱酸があると締めている(43頁)。生徒曰く、酸はマグネシウムが作用すると水素を失う水素化合物。先生曰く、塩酸や硝酸には水素の化合量が 1つ(傍点)含まれる(81頁)。2014/11/07

赤い熊熊

7
100年以上も前に書かれた化学入門。こんな時代すでに反応熱をJで表していたのですね。中巻は中学生レベルをちょっと超えた雰囲気。良い本なので復刊を希望しますが、かなり古くなったので新訳で。2015/10/02

まいた

0
リトマス紙の作り方を知らなかった(というかどうやって赤と青を作っているかそもそも考えたことがなかった)ので聞けば当たり前の原理でもそこが面白くて印象に残った。全体的な流れは上巻と同じ感じ。上巻の内容も含めて既にやった実験を振り返りつつ進むことが多いので続けて読んだ方がよりすんなり理解しやすかったかも。2022/07/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/584052
  • ご注意事項

最近チェックした商品