出版社内容情報
19世紀イギリスの代表的批評家ラスキン（1819‐1900）は前半生を芸術評論家として，後半生を社会改良家として活躍した．本書は前半生の重要な仕事のひとつ．建物の芸術的表現を重視する観点からゴシックないしロマネスク建築にこそ真の建築が見出せると主張し，ウィリアム・モリスやアール・ヌーヴォー等の芸術運動に深い影響をおよぼした．
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
扉のこちら側
14
単行本で初読、文庫で再読。2014年535冊め。2014/08/17
壱萬参仟縁
12
現代語訳が必要にも思えるが、随所に人間いかに生きるべきか、よくわかる内容である。旧字体は厳しいが、あえて読書会のテキストとして、新字体に直したりして、温故知新を試みたい。2012/04/04
