出版社内容情報
戦略を立て、人を動かし、難局を切り拓いてゆく。無敵の軍団を率いたローマの将軍カエサルが、ガリア諸部族との戦いをみずから記した、無比の価値をもつ名高い歴史書。簡潔で真に迫る記述はキケローが高く評価し、カエサルが傑出した武人かつ稀代の文人であったことを歴史に刻む。図版や用語解説、索引などの資料も充実。
【目次】
凡 例
詳細目次
関連地図
第一巻
第二巻
第三巻
第四巻
第五巻
第六巻
第七巻
第八巻
訳者解説
文庫版への訳者あとがき
付 録
索 引
用語説明
ローマ・ガリア関連略年表
図版出典一覧
内容説明
無敵の軍団を率いたローマの将軍カエサル(前一〇〇‐四四)がガリア遠征をみずから記した、無比の価値をもつ歴史書。簡潔で真に迫る記述はキケローが高く評価し、カエサルが傑出した武人かつ稀代の文人であったことを歴史に刻む。図版や索引などの資料も充実。
目次
第一巻
第二巻
第三巻
第四巻
第五巻
第六巻
第七巻
第八巻
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本屋のカガヤの本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
97
つい先日出版されたばかりの約60年ぶりの新訳「ガリア戦記」です。私は旧訳版を所有していましたが、やはり新訳のこの本は読みやすく感じられました。ローマの版図とガリアの地域の民族の名前がかかれてるので読むに際して参考になります。それにしてもカエサル(あるいはシーザー)という人物はかなりの文筆家でもあったことがよくわかります。2026/01/21
うた
10
新訳ということで改めて手に取った。戦争の場面だけでなく、離れた軍団や各部族での動向もまるで見ていたように語り、簡潔にまとめてみせる文体の妙よ。髙橋先生の訳も近山訳に負けず劣らず本書の面白さを伝えてくれている。戦況図や地図は断然こちらが理解しやすくて良い。久しぶりにいい仕事の本を読んだ。2026/02/18
アンパッサン
4
出来る上司カエサルのガリア鎧袖一触。ローマ優位を誇示せんとガリア全土へ介入していく様は、条件のよい土地へ移動したい民にはめんどくさい存在だったろうな。あの「アレシアの戦い(まるでヤン・ウェンリーの最後の戦い!)」へ続くラスボス、ウェルキンゲトリクスとの丁々発止、かっこええ。ゲルマニア騎兵、バリ強よっ! ポンペイウスちらり、HBO『ローマ』の主役らしき人らもちらり。エブローネスのアンビオリクスは『逃げの~』。知将ラビエーヌス(嗚呼、まるで小カエサル然としてるのに…)。ヒルティウスの8章が+されてて有難い。2026/02/03
Kaisentou
1
共和性ローマ末期に登場した英雄カエサルがガリア地方を平定する過程を自ら記した書。飴と鞭を巧みに使い分けながらガリア諸民族が一致団結することを防ぎ、各個撃破できる状況に持ち込む大局観と、地の利がない中で得られる限られた情報から相手の狙いを見極めて、その時々に自軍が得られる利得を最大に、損失を最小限とする選択を取れる軍事的な才能を感じ取ることができた。 古代の英雄になった気分で読み進めることもできる点も面白いところ。 2026/02/15
火吹き山の魔法使い
1
岩波文庫読書チャレンジ 1/100冊目 ローマの将軍カエサルがガリアでの戦いを1年ごとにまとめた覚書を纏めたもの。 数々の戦争指導で勝利を収めるが、カエサルとて人の子である以上人智では限界があったと思われるが、そこを成し遂げてしまうあたりやはり歴史に名を残すような人物は運もそれなりに<持っている>という事か。 主観が入って意図的に描かれているのではという話もあるが、それはどうしても入るものではないだろうか。 たとえそれが入っていても、十分カエサル劇場としては楽しめる作品だと思う。 2026/01/28




