岩波文庫
完訳 クルイロフ寓話集

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  • サイズ 文庫判/ページ数 303p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784003264713
  • NDC分類 987
  • Cコード C0198

出版社内容情報

ロシア文学のなかに強固な伝統をもつ国民詩のジャンル,寓話.――帝政ロシアの重圧下に生きた劇作家・諷刺作家クルイロフ(一七六九―一八四四)は,この文学形式に痛烈な現実批判の性格をあたえることにみごと成功した.一篇一篇が短いドラマともいうべきその作品は今日まで絶えることなく読みつがれている.全二○三篇の散文訳.

内容説明

ロシア文学のなかに強固な伝統をもつ国民詩のジャンル、寓話。帝政ロシアの重圧下に生きた劇作家・諷刺作家クルイロフは、この文学形式に痛烈な現実批判の性格を与えることにみごと成功している。1篇1篇が短いドラマともいうべきその作品は今日まで絶えることなく読みつがれてきた。全203篇の散文訳。

目次

鴉と狐
樫の木と葦
音楽家たち
鴉と鶏
小箱
蛙と牛
婿選びのやかましい娘
パルナッソス
神託を授ける神
矢車草
木立と火〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

藤月はな(灯れ松明の火)

51
イソップやラ・フォンテーヌの寓話を基に編まれた話が多々あり、拍子抜けする人もいるだろう。しかし、その中に当時の政治や不平等な裁判、または専門家面して無益な戯言を撒き散らす批評家への批判も仕込まれているのだ。元の寓話から換骨奪胎したという形でそれらが検閲・削除されるのを避ける為だったのかもしれません。自分の苛立ちを責任転嫁する身内に悩まされてきた私にとって「百姓と斧」、反面教師として「郭公と山鳩」がヒットしました。そして有害な言葉の影響力を説いた「強盗と作家」が最もインパクトが強い。2026/03/19

kozy758

3
著者作品の初読み。盛りだくさんで、話も楽しめたり、教訓をうなずいたりして、203篇を読んだ。動物たちにうまく擬した話は面白い。イソップ寓話などから題材を得てるのもあるが、それも含めてうまく描けていて良かった。訳者あとがきにあった著者の戯曲が読みたくなった。2019/09/13

HelloKitty@大学生になりました

3
潜水夫、が特に心に残る話だった。学問は人間を幸福にするのか?2014/06/27

ぱに

2
前から読もうと思って、いざ借りて目次を見たら、なんと200もの寓話が!多っ!ドストエフスキーの小説でも引用されてたけど、どの寓話既に分からなくなってる。面白かったけど。2015/02/03

文化ヒナゲシ制作所

1
ロシア的観念がたくさん詰まった本でした2017/04/26

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