内容説明
孤児として育ち、その能力を見出されCIA諜報員となったアリサ。任務のためなら手段を選ばない非情な一匹狼として名を馳せるが、ただひとり心を許した家族代わりの少女が、モロッコで発生した女学生集団誘拐事件に巻き込まれてしまう。アリサは少女たちを救出するため、誘拐の首謀者を長年追っているという大富豪コーガンに接触を図る。彼は何もかも見透かすような瞳でアリサを見据え、ある提案を持ちかけてきて―。
著者等紹介
ジョハンセン,アイリス[ジョハンセン,アイリス] [Johansen,Iris]
1980年代に執筆活動を開始。90年代に入ると数々のヒットを連発し、ロマンティック・サスペンス・ブームの火付け役となる。“復顔彫刻家イヴ・ダンカン”シリーズでサスペンス作家に転向、NYタイムズのベストセラーリストにこれまで多数の作品を送り込んでいる
矢沢聖子[ヤザワセイコ]
英米文学翻訳家。津田塾大学卒業。幅広いジャンルの翻訳を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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harutamano
10
タフなヒロイン、頭脳と財力とコネのあるヒーロー、そしてゲスい悪党!ジョジョジョハンセーン!!今回いつにも増してセリフでガンガン進むね話!それだけキャラが突き進むんだけど!作戦だから待て!って言われるのキツかったわ!サーシャとアリスの二人にハラハラするヒーローたちに胃薬で乾杯!マーガレットの話を読み返しますわ!ギルロイのスピンオフを早く!カオスのその後も知りたいナイス馬だった惚れるぜ!2022/05/22
か
2
少女(15才で馬と会話が出来る)がモロッコで女子学生集団誘拐される。後見人のCIAの女と大富豪発明王のヒーローが終始救出作戦会議してて遅く感じる。 ロマンスが3ページぐらいしかなく、殺伐とした小説。2022/06/04
みるて
1
図書館の本 読了2023/09/09