内容説明
世界中で愛されているアメリカの絵本作家、ターシャ・テューダー流子育ては毎日がイベント! 子どもを楽しませ、自分も楽しんだ若い母親時代のターシャとの貴重な日々を長男セスが語る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しおり
27
「子供達を楽しませる」ことを「自分も楽しむ」というターシャの子育て。草花を愛し動物を慈しむ、そして年中行事を大事にしながら存分に子育てをすることを厭わないでいるって何てスーパーウーマンだったんでしょう。彼女は生まれながら上流だったので素敵な習慣が身に付いていたのでしょうが…。ザ アーリーアメリカンぽい生活、素敵すぎでした!。彼女の描くイラストや写真も添えられていましたが、こちらもすごくすてきで可愛かった!ターシャの作品を欲しくなりました。2023/01/14
あじ
21
絵本作家ターシャ・テューダーさんの息子であるセスさんが、幼少期を語るファミリーアルバムです。四人の子供たちと賑やかに暮らしていた、ターシャーさんの姿が活写されていて心が躍りました。「雀の郵便屋ごっこ」「マリオネット劇団」「ドールハウス遊び」──クリスマス、誕生会、ティータイム、夏の水浴び──。その一方で畑と動物の世話を分担させ、自主性と自立心を育んでおられました。子供と一緒になってはしゃぎ、時に汗を流し労働する事を楽しみながら暮らしていたのです。穏やかな語り口とお茶目なターシャーさんが私は大好きです。2022/12/26
りるふぃー
7
デジタル化が進むにつれ、こういった、家族で手作りの遊びや暮らしをまるごと楽しむことが減ってしまった。日本でも、昔は同じように暮らしを楽しんでいた。今では、大切な人がそばにいても、それぞれ、スマホやYouTube、ゲームに夢中になって、時間を奪われている。ターシャは一般の人よりタフなのだろうが、昔の人全般が今の人達よりタフだったのかもしれず、また、若いお母さんだったから、余計に子ども達と一緒になって楽しめたのもありそう。その暮らしが、セスさん、ウィンズローさん、そしてひ孫達に受け継がれていて嬉しい。2024/08/28
シュウ
2
バイタリティーあふれる人、ターシャ・テューダー。子供たちを楽しませるためも原動力だろうけど、自身も楽しんでいたことも大切だったはず。子供は親の姿を親が思っている以上に見て覚えているもの。2024/07/19
本の紙魚
2
身内がターシャ・テューダー氏の本にハマっていたことを思い出して借りてみた。アンティーク好き・田舎ライフ好き・ガーデニング好きの人たちからは厚く支持されている人というイメージだったが、子育てや離婚や印税とカードのイラスト収入でのお金の工面等、子どもの目線以上に大変だったろうリアルな部分が想像できてなんだか以前よりも好きになった。一方、雀の郵便局や一部屋使ってのドールハウス作りは、その繊細さと美しさに写真に魅入ってしまう。あの「人形の家」ルーマ・ゴッデンとの交流エピソードや川辺へのピクニックはお伽話のようだ。2023/01/06
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