岩波文庫<br> ジャン・クリストフ 〈1〉 (改版)

個数:

岩波文庫
ジャン・クリストフ 〈1〉 (改版)

  • 提携先に在庫がございます【僅少】
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    (※複数冊ご注文はお取り寄せとなります)
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 560p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784003255513
  • NDC分類 953
  • Cコード C0197

出版社内容情報

ライン河畔の貧しい音楽一家に生れた主人公ジャン・クリストフは,人間として,芸術家として,不屈の気魄をもって,生涯,真実を追求しつづける.この,傷つきつつも闘うことを決してやめない人間像は,時代と国境をこえて,人びとに勇気と指針を与えてきた.偉大なヒューマニスト作家ロマン・ローランの不朽の名作.

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

syaori

80
主人公の幼少期から青年期まで。物語は、一人の人間が生まれ世界と出会い、生活の困難と、富者と貧者、命令する者とされる者があるという世界の不正と出会う姿や、青春の希望と欲望に浮かされるように経験する友情や恋などの感情を追って進みます。音楽の天分を持ち、偉大な楽匠たちのように「愛を放射する」作品を書くことを願うクリストフ。今はまだ自分の高い矜持や孤独、欲動に振り回され、傲慢で粗暴で、しかしその生気と強い感受性で世界を自己を掴もうとする姿を通し私を惹きつけずにはいない彼。彼はどんな自己を見出すのでしょう。次巻へ。2022/02/22

ベイス

61
冒頭からグイグイ、とはいかない。いかないが、ところどころ、美しい瞬間がある。生まれたてのクリストフがみたこの世の描写などは驚異的。赤ん坊が言葉を操るような不思議さ。クリストフとともにある時間、じれったくもあり、甘ったるくもあり、ついていけない部分もあり、それでもいつの間にか、すっかり味方になって伴走している自分に気づく。過剰な文章、冗長な展開、その中に金言が突如現れる。読み進むのに忍耐は必要だけど、これこそが名作の条件とも言える。登場人物がやたら多いが、中でも叔父のゴットフリートは、格別な存在。2022/03/16

のっち♬

55
「いずれの国の人たるを問わず、苦しみ、闘い、ついには勝つべき、あらゆる自由なる魂に、捧ぐ」虚偽と惰眠に対して苦闘し、真実に対して勇敢に突進する自由な魂。その生涯は、方正、勇気、堅忍のある幼少時にはじまり、自然の害力や、濁れる欲望や、暗い思考などと不断の闘争を繰り広げる。独創を発揮しつつも、彼の心に染み入る倦怠、陶酔、快い苦悶。その人生は序盤から波乱に見ており、恋愛と孤独、称賛と誹謗、堅忍と放恣、まさに「急激な反動の連続—極端から極端への飛躍の連続」だ。著者の描く生命の響きとその芸術の香りに身を委ねよう。2020/03/01

absinthe

48
大学時代に夢中になって読みふけった本。主人公はヴェートーベンを彷彿とさせるがそうではなかったらしい。凄まじいまでに心に迫る話だった。

みつ

42
約四十年ぶりの再読。前回は新潮文庫、今回は岩波文庫で、特にこちらは奥付けに記す改版の発行年次が1986年とあるものの、訳者自身が1955年歿だから相当古い訳。歯切れのいい文体にもかかわらずなかなか頭に入ってこない。フランス文学であるがドイツ人を主人公にしていることもあり、思弁的でドラマ的要素が少ないためか。恋愛を描きつつも相手がどんどん変わることもあり、没入を妨げる。ここまでではクリストフの挫折ばかりを感じ音楽家としての再生はまだまだ先。終わりに再登場するゴットフリート叔父が彼の導き手となる予感。➡️2024/12/13

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/426849
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品