内容説明
憂鬱と情熱―相矛盾する複雑な感情を抱えた近代的自我の詩人バイロン(1788‐1824)は、“嵐の季節”とも言うべき時代の寵児として、36年の短く波瀾に満ちた人生を駆け抜けた。本書ではバイロンの詩の本領を伝えるべく、短篇の抒情詩よりも長篇の物語詩と劇詩の比重を大きくし、それぞれのハイライト部分を幅広く収録した。
目次
1 旅する魂
2 東方ロマンスの世界
3 内面世界の広がり
4 自我意識の崇高と呪い
間奏曲―政治意識の芽生え
5 ヴェネチア総督の「陰謀」
6 古代アッシリア、伝説の王宮の最期
7 諷刺と諧謔
8 抒情詩
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