出版社内容情報
中国四大奇書のひとつとして知られる「金瓶梅」は,明の万暦中期(16世紀末)に書かれた全100回の長篇小説.物語の舞台は山東.時代は徽宗治下の15年間.西門慶という好色一代男を中心にして,世態人情,市民生活の万端をいきいきと写し出したところに,この作品のおもしろさがある.毎巻10回ずつを収める.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りんご
2
官吏となった西門慶。賄賂を受け取り頼まれた通りの判決。訴えた方と訴えられた方の双方から賄賂をもらい板挟みになるかと思えばうまく逃れていく。そして新たな人妻に手を出すが相手はその上手を。。。2025/02/09
屋根裏部屋のふくろう🦉
2
西門慶は今で言う公務員に任官。 使用人の妻王六児は亭主の弟ともエッチを重ねていた好き者人妻。その王六児を寝取る西門慶。しかしまあ全く性懲りも無くようやるぜ。うらやまけしからん。だが、寝取られた亭主の韓道国は女房が寝取られるのは計算済み。へへ狐と狸かよ。そうこなくっちゃいけねぇ。登場人物たちは毎日宴会で良いご身分だぜ。2021/07/21
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