出版社内容情報
中国四大奇書のひとつとして知られる「金瓶梅」は,明の万暦中期(16世紀末)に書かれた全100回の長篇小説.物語の舞台は山東.時代は徽宗治下の15年間.西門慶という好色一代男を中心にして,世態人情,市民生活の万端をいきいきと写し出したところに,この作品のおもしろさがある.毎巻10回ずつを収める.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
屋根裏部屋のふくろう🦉
5
人妻李瓶児をモノにして第六夫人にしたかと思えば今度は家来の来旺を出張に行かせたすきにその妻宋恵蓮を自分の女にした西門慶。またまたトラブルの種が舞い込む。第一夫人から第六夫人までが仲良くくっついているのは表向きだけで、その実いがみ合うのは世の常ですなぁ。日本も中国も似たやうなものでせうか。ひひひ。結局宋恵蓮は縊死し妻を寝取られた来旺は遠隔地に追いやられる。西門慶が寝取った李瓶児が妊娠出産する。めでたいのかわからぬが、何やら将来トラブルの種になるような気がしないでもない。2021/07/06
toutong
1
あと7冊ある…心が折れそう2013/07/11
りんご
0
西門慶は下男の妻にも手を出す。そこから起こった出来事は。。。2025/01/23