出版社内容情報
左川ちか(1911-36)は昭和初期のモダニズムを駆け抜けた女性詩人。日本近代詩の隠された奇蹟とされた。「緑」「植物」「太陽」「海」から喚起する奔放自在なイメージ、「生」「性」「死」をめぐる意識は、清新で全く独自の詩として結実した。爽快な言葉のキーセンテンスは、読む者を捉えて離さない。初の文庫化。
内容説明
左川ちか(一九一一‐三六)は、日本のモダニズムに現れた奇跡の女性詩人。北辺の自然に対峙し、夭折の宿命に抗いながら、奔放自在な表現を生んだ。緑、昆虫、太陽、海、動物たちが喚起する驚異のイメージ、「生」「性」「死」の深淵は、読む者を圧倒し魅了する。
目次
詩篇(昆虫;朝のパン;私の写真 ほか)
補遺(墜ちる海;樹魂;花;指間の花;薫の墓;烽火;夜の散歩;花苑の戯れ;風が吹いてゐる;季節)
小文(Chamber music;魚の眼であつたならば;春・色・散歩;樹間をゆくとき)
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