出版社内容情報
本書は、交通工学を「人間(運転者・歩行者)」「車」「道路」「環境・景観」の4側面の最適関係を論議する学問領域として捉え、その理論的発展を整理し、わかりやすく解説する教科書である。 「交通工学の意義と目的」から,交通調査,分析,解析,そして,道路の計画・設計,道路ネットワーク解析等までに渡り,現代の視点で交通工学の全体像を体系的にまとめている。
目次
1章 交通工学の意義と目的
2章 交通調査
3章 トリップベースの交通需要分析
4章 交通行動分析
5章 道路交通流解析
6章 道路の計画と設計
7章 交差点とインターチェンジ・ランプの設計
8章 道路ネットワーク解析
9章 輸送サービス供給の解析と設計
著者等紹介
飯田恭敬[イイダヤスノリ]
1941年兵庫県生まれ。京都大学大学院修士課程修了。工学博士。金沢大学教授、京都大学大学院教授を経て、京都大学名誉教授、(社)システム科学研究所会長、(株)福山コンサルタント技術顧問、(株)ニュージェック技術顧問、同済大学顧問教授(中国)、北京交通大学顧問教授(中国)、東南大学客座教授(中国)
北村隆一[キタムラリュウイチ]
1949年大阪府生まれ。京都大学大学院修士課程修了。ミシガン大学にてPhD取得。カリフォルニア大学デイヴィス校教授を経て、1993年より京都大学工学部教授、現在は京都大学大学院工学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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