岩波文庫<br> 墨汁一滴 (改版)

個数:
電子版価格
¥528
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

岩波文庫
墨汁一滴 (改版)

  • 正岡子規
  • 価格 ¥572(本体¥520)
  • 岩波書店(1984/03発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 10pt
  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年05月01日 03時59分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 208p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784003101346
  • NDC分類 911.16
  • Cコード C0195

出版社内容情報

明治三四年,子規三五歳.重い肺結核の症状に喘ぎながら,『松蘿玉液』に続き,新聞『日本』に連載(一・一六―七・三)した随筆集.多様多彩なテーマが,みずみずしくユーモアにあふれた筆致で綴られ,子規の精神に拡がりと深さが鮮やかに立ち現れる.近代文学の巨星=子規が随筆家としての真骨頂を発揮した書. (解説 粟津則雄)

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Gotoran

36
先に読んだ『漱石俳句集』、『漱石・子規往復書簡集』経由で本作品へ。子規が亡くなる前年、1901年(明治34年)の1月から7月に164回に亘って新聞「日本」に連載された随筆集。俳句のこと、短歌のことなど、時に鋭い論調で述べられているか感じつつも、まだ元気だった頃の思い出が述べられていたり、縦横無尽に、病さえ客観視するなど、子規の驚くべき胆力を窺い知ることができる。また、巻末の解説(粟津則雄)も秀逸だった。2023/05/07

みつ

35
子規の死の前年、新聞『日本』に連載されたものとのこと。毎回の長さも極端に違い、紙面校正に追われる係はさぞかし大変だったろうと余計な心配もしてしまう。「自分が湯に入ることができぬようになつてからもう五年になる。」(3月7日。p51)という不自由な身で、漢字の正誤、江戸の万葉調歌人、春夏秋冬の規定、大学時代の回想、洋行する中村不折、等々興味の赴くまま、筆は自在に及ぶ。爆発的な作歌(名作もいくつか)を成した日は「我はただ歌のやすやすと口に乗りくるがうれしくて。」(4月30日。p107)と弾む心がそのまま伝わる。2023/11/05

Shoji

29
子規が晩期に病床に臥しながら残した随筆。さすがに俳句、短歌に多くの紙幅が費やされています。しかし、中には世論を斬るキラリと光るコンテンツも。鋭い感性と慧眼に脱帽。病床であるがゆえか、さすがにベースボールは出てこなかった。天上でサムライジャパンの活躍をどう見ているであろうか。2023/03/28

ジャズクラ本

20
○明治34年、新聞「日本」に164回にわたって連載された随筆で、これは子規の死の前年。床から這って出ることも敵わず、後半は起き上がることも難しかったようだ。苦痛は本文中5月11日の次の日記にもみてとれる。「試に我枕もとに若干の毒薬を置け。而して余が之を飲むか飲まぬかを見よ。」 肉体的には勿論のこと精神的な葛藤も垣間見られる。今日は5月5日。謀らずも柏餅の句が何句か掲載されていたので僕の好みの調子で詠まれた一句を記載しておきます。「ことほぎて贈る5日のかしわもち 食ふもくはずも君がまにまに」2020/05/05

そうたそ

19
★★★☆☆ 俳句について論じている箇所など難しいと思えるところもある一方で、くだけた部分もあり。「病牀六尺」や「仰臥漫録」に比べると、自分の中では幾分印象が薄い内容ではあった。2020/03/03

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/473644
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。