出版社内容情報
徳川綱吉の側用人から老中にまで上り詰め栄華を極めてゆく柳沢吉保の半生を描いた日記文学.側室正親町町子の典雅な和文が,「元禄の消費文化物語」とも言うべき,将軍の破格な寵愛を受けた吉保の姿とその時代を如実に伝える.
内容説明
徳川綱吉の側用人から老中にまで上り詰め栄華を極めてゆく柳沢吉保の半生を描いた日記文学。『源氏物語』や『栄花物語』を踏まえ、さまざまの典拠を溶かし込んだ側室正親町町子の和文が、「元禄の消費文化物語」とも言うべき、将軍の寵愛を受けた吉保の姿の日々を如実に伝える。
目次
むさし野―前代より元禄三年冬にいたる
たびごろも―元禄四年春より夏にいたる
ふりにしよゝ―元禄四年夏より五年の春にいたる
みのりのまこと―元禄五年夏同七年の春にいたる
千代の春―元禄七年夏より同九年春にいたる
としのくれ―元禄九年春より暮にいたる
春の池―元禄十年春より冬にいたる
法のともしび―元禄十一年春より秋にいたる
わかの浦人―元禄十一年秋より十三年秋にいたる
から衣―元禄十三年秋より同十四年四月にいたる〔ほか〕



