出版社内容情報
わが国に伝わるわらべうたの中から最も代表的な百六十篇を選び,詳細な解説と注解を加え,あわせて曲譜を掲載した.「あんたがた何処さ」「一かけ二かけて」「開いた開いた」「かごめかごめ」などの遊戯唄,「坊やはよい子だ」などの子守唄,「お月さん幾つ」「大寒小寒」などの気象の唄など,どれも最もなじみ深いものばかりである.
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のほほんなかえるさん
2
日本の民衆の中で長い間唄われ続けてきたもの。それが「わらべうた」。読んでいて、どことなく井上ひさしの戯曲の断片を見ているかのような気分。歌い継がれていく「言葉」を聴いた(読んだ)。2011/05/08
ふぁんと
1
昔話や童謡は、昔の生活や気持ちが分かるから興味深い。たまに思い違いをしていたものもあって、勉強になった。地域による違いも記されているので、その背景を考えることもまた面白くて、時間をかけて読んだ。楽譜が載っているので、知らない唄でも音を確認できるのが良い。ただ、マニアックな唄が多い印象で、メジャーな唄が少なかったのが物足りなかった。2014/08/24
ミレー
1
知らない曲ばかりだけれどこういう文庫は大好き。もっと出して欲しい。2014/07/23