出版社内容情報
「拾遺和歌集」につぐ第4番目の勅撰集で,天暦以後の秀歌1200首余を収め,唯美的思索的な歌とともに散文的現実的な歌をふくみ,平安朝後期ようやく「古今」の旧格から脱して「金葉」「詞華」の革新的気運に移りゆく動揺期の文芸思潮を反映するものとして重要な歌集である.
「拾遺和歌集」につぐ第4番目の勅撰集で,天暦以後の秀歌1200首余を収め,唯美的思索的な歌とともに散文的現実的な歌をふくみ,平安朝後期ようやく「古今」の旧格から脱して「金葉」「詞華」の革新的気運に移りゆく動揺期の文芸思潮を反映するものとして重要な歌集である.