出版社内容情報
気候変動の下、私たちは未曽有の水害が日常化する時代を生きている。能登半島豪雨、熱海の土石流災害、そして都会を襲うゲリラ豪雨……。近年、毎年のように大規模な水害に見舞われているにもかかわらず、日本の治水は未だにダム中心の発想に囚われたままだ。いま求められる治水のあり方とは? 命を守る視点からの提言。
【目次】
はじめに
第一章 水害とその影響
第二章 土砂災害を防ぐ
コラム1 災害の分析モデル
第三章 治水計画では何が行われてきたか
コラム2 基本高水流量
第四章 気候変動下でもダム治水は有効か
第五章 河川の氾濫なき水害にどう備えるか
第六章 治水とは水害を防ぐこと
コラム3 水害訴訟
おわりに
参考文献
-
- 和書
- 哲学大図鑑 (第2版)



