出版社内容情報
献血で集められた血液はどう使われる? 現在の献血協力者と骨髄バンクのドナー登録者の多くは中高年齢層!? 少子高齢化社会で将来はどうなる? 現状を知ることが、私たちの手で医療を守る第一歩。献血や骨髄バンクの必要性、しくみ、危機に瀕する国内状況を知って、さい帯血バンクの可能性などについても考えよう。
内容説明
現在の献血協力者の多くが中高年齢層だということをご存じですか?このままでは近い将来、どういうことが起こるでしょう。また、骨髄移植とは、実際には造血幹細胞の移植だということ、骨髄バンクで提供者が見つかり移植できる人の割合、具体的な移植方法、さい帯血バンクの可能性などを知っていますか?献血や骨髄バンクの必要性、しくみ、危機に瀕する国内状況などを伝えます。
目次
1 献血システムに迫る危機
2 骨髄バンクと造血幹細胞移植
献血と造血幹細胞移植でつなげる命―あとがきに代えて
さらに知りたい方へ
著者等紹介
岡田晴恵[オカダハルエ]
共立薬科大学大学院薬学研究科修士課程修了、順天堂大学大学院医学研究科博士課程中退、医学博士。アレクサンダー・フォン・フンボルト財団奨学研究員としてドイツ・マールブルク大学医学部ウイルス学研究所留学、国立感染症研究所研究員、(社)日本経済団体連合会21世紀政策研究所シニア・アソシエイトなどを経て、現在、白鴎大学教育学部教授。専門は感染免疫学、ワクチン学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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