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出版社内容情報
世界で一番好きな人が自分のことを好きになってくれる たったそれだけでいいのに 夏祭りの帰り道、秘め続けた気持ちを伝えた愛。ラムネ瓶のビー玉のように、ふたりの気持ちが揺れ動く――…時を重ねて成長する九と愛。そして、変わらない いちこ。季節は巡り、3人の関係は複雑に絡み合っていく――…
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
JACK
10
☆ 自分に向けられた感情に鈍感な男子、九。心について学ぶため、九の家にホームステイしているロボットのいちこ。九の隣に住み、九の事が大好きな幼馴染の愛。三角関係を描く切ない作品。九はいちこが好きで、でも彼女はロボットで、好きになってはいけない存在。心が揺れている九に、愛が告白して二人は付き合うのだが…。自分の本当の気持ちと、相手を傷つけたくないという気持ち。美しく優しい絵柄で静かに描かれる恋模様は読んでいて泣けてしまいます。中学生の頃の恋愛観や純粋な気持ちが心に刺さる素敵で辛い作品です。オススメ。2023/12/16
乗合自転車
3
ほろ苦い経験をしつつ舞台は高校へ。いちこはやっぱりロボットなんだと理解させられる展開も。2023/09/07
あけお@漫画・ラノベ
1
あまりにも切なくてもぐらコロッケみたいな泣き声出して泣いてしまった2023/09/09
イヌヌモー
0
あまりにも人間らしいいちこがロボットだと実感させられるシーンしんどい。作者のあとがきでロボットと人間の感情の違いに触れていて、なるほどと面白かった。いよいよこれからって感じだけど次巻完結かー。すごく展開が早い。2024/01/02